ふるさと電報北海道(2020年8月1日公開)

株式会社アンタス様からのご依頼で、道新サービスセンター様の新しいWebサービス「ふるさと電報北海道」の基本部分のUI設計およびUIデザインを担当しました。

このサービスの最大の機能的特徴は、新聞のお悔やみ欄と連携できるところです。

道新のお悔やみ欄に掲載されている故人のお名前であれば、受取人様情報と葬儀の日時と配達予定日時がわかり、葬儀場の住所が自動入力される仕組みになっています。

この機能をお伺いして、ユーザー目線に立ってまず思いついたのは弔電送信時には、祝電情報が不要という点でした。そこで、総合、お祝い電報、お悔やみ電報の3つの独立したトップページを持たせることにしました。

電報を利用する機会が多いのは、あまりデバイスの操作に慣れていない年配の方が想定されます。なるべくストレスを与えないよう、新聞からサイトにアクセスする場合は、QRコードのURLを最初からお悔やみトップにしておくことで、お急ぎの際も迷うことなく最低限の入力で弔電を送ることができるように設計しています。

簡単に弔電を送ることができた成功体験から、今度は祝電を送る時にもふるさと電報を思い出し、改めて利用していただくことを想定しました。

クライアントの道新サービスセンター様、アンタス様となんどもミーティングを繰り返し、シンプルでわかりやすい導線を設計していきました。作った画面設計を実際に実装可能かどうか、安心して相談できる環境で面白いUI設計に取り組む機会を与えていただけて嬉しいです。本当にありがとうございました!

また、総合トップには祝電・弔電への入り口の他、北海道から発信する電報にこだわって作ったふるさと電報北海道の世界観を伝える役割を与えています。

昨年の10月末にアンタス 様にお声がけいただいてから、11月のミーティングにて初めてワビサビ様、AMAYADORI様の制作した電報台紙のコンセプトシートを見せていただいたのですが、北海道らしさの角度が鋭くてすっごいカッコよく(語彙力・・)、大興奮して仕事するのがとても楽しみになりました。

本当にすごく素敵な台紙なので、迷わず大切な方へメッセージを届けられるといいなぁと思います。

なお、サイトのビジュアルコンセプトやベースデザイン、コピー等は、東井 崇様、台紙デザインも手がけているAMAYADORI様がご担当されています。

「このふるさとが、いい言葉で満たされますように。」コピーの趣旨 -トウイタカシ 東井 崇コピーライター/クリエイティブディレクター

ある程度サービスのUIの骨子ができた段階で、サイトのビジュアルコンセプトやキャッチコピーを東井様にプレゼンしていただきました。最初に台紙デザインを見たときの感覚が、そのまま表現されビジュアルとコピーに落とし込まれて、とても嬉しく、その後のUI制作のモチベーションにもつながりました。

わたしが機能を優先して提案した3つのトップページに、それぞれ素敵なストーリーとオープニングムービーがついてとても嬉しいです。

電報を送る機会がある時は、ぜひふるさと電報北海道をご利用くださいね。道外の方もご利用できますよ!

ふるさと電報北海道(気持ちは、形に変えられる)

CHOTTO MAINT
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